小型船舶検査制度について
- 船舶の構造、設備などに関する要件は船舶安全法に規定されており、
- これを定期的にチェックするための船舶検査を受けることが義務付けられています。
- 検査に合格すると、船舶検査証書等が交付されます。
- 船舶には船舶検査証を積む義務があります。
- 船舶検査証の有効期限は6年で、3年後に中間検査、その3年後に定期検査を受けることになります。
検査対象船舶
- 総トン数20トン未満の以下小型船舶が検査対象です
- ・エンジン付き船舶(帆船を含む)
・エンジンがない船舶のうち20海里以遠を航行するヨット、被曳客船、
旅客定員7人以上のろかい船など
※詳細はお問い合わせ下さい。
検査の種類
- 定期検査
- ・はじめて航行させるときや船舶検査証書の有効期間が満了した時に行う精密な検査。
- ・6年毎または5年毎(旅客船)に行われる。
- ・定期検査に合格すると航行区域・最大搭載人員(定員)が定めれられ
船舶検査証書・船舶検査手帳・船舶検査済票が交付される。
- ※航行区域、最大搭載人員、船籍港は船舶検査証書に記載され、
次回の検査の時期は船舶検査手帳に記載されます。
- 中間検査
- ・定期検査と定期検査の中間に行われる検査
- 臨時検査
- ・船体や設備の改造、大修理、最大搭載人員や航行区域等の航行上の条件を
変更しようとするときに行われる検査
- 臨時航行検査
- ・船舶検査証書を持っていない船舶を臨時に航行の用に供するときに行われる検査
検査の手数料
船舶の長さ |
定期検査 検査手数料+申請代行料=合計 |
中間検査 検査手数料+申請代行料=合計 |
3m未満 ゴムボートジェット |
11,600円+7,000円=18,600円 |
5,100円+6,000円=11,100円 |
3~5m未満 |
16,700円+8,000円=24,700円 |
8,200円+7,000円=15,200円 |
5~10m未満 |
24,300円+12,000円=36,300円 |
14,900円+10,000円=24,900円 |
10~20m未満 |
30,700円+16,000円=46,700円 |
19,200円+14,000円=33,200円 |
※船舶検査証書の書換手数料:4,350円+海事代理士代行費用5,000円~10,000円
※旅客船や20トン以上の船舶の手続きは別途費用がかかります。
・検査手数料は、実費(検査機関支払い分)です。
・申請代行料は、海事代理士による申請代行費用です。
・上記料金に信号紅炎4,400円(マリンガイド価格)が必要です(3年ごとに交換)
・立ち会いは別途旅費日当がかかります。
・検査には、①船舶検査手帳と証書、②船体とエンジン、③法定安全備品1式
④認め印、⑤上記の検査費用、が必要です。
船舶検査申請の手順
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STEP.01
- お問い合わせ
- お問い合わせフォーム
- からまずは船舶検査したい内容をお問い合わせください。
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STEP.02
- ご入金
- お申込みされる場合、その旨のご連絡をください。
- 追って、ご入金先金融機関をご連絡いたしますので、数日以内にご入金ください。
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STEP.03
- 書類送付
- 入金確認後、必要書類をご連絡しますので
- 書類一式を当事務所へ郵送してください
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- STEP.04JCI(小型船舶検査機構)へ申請
- 必要書類と登録手数料がそろいましたら、ポセイドン海事事務所が
- JCIへ申請を致します
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- STEP.05検査の立ち合い
- ご本人またはポセイドン海事事務所が代行
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- STEP.06船検証、船舶検査手帳、船舶検査済票の交付
- 検査後1週間ほどで、船検証、船舶検査手帳、船舶検査済票が交付されます。
- 交付後、船検証、船舶検査手帳、船舶検査済票をお送りいたします
※検査日、法定備品、立会いについてなども、事前に確認が必要となります。
※必要書類は「委任状」「譲渡証明書」「船舶検査証書」など登録内容に異なりますので、
その都度ご案内いたします。